SECURITY

情報セキュリティの基本

CIA・暗号・ハッシュ・認証・代表的な攻撃を、最初に押さえたいポイントに絞って整理します。

CIA

C:Confidentiality(機密性) I:Integrity(完全性) A:Availability(可用性)

「見られない」「改ざんされない」「必要なときに使える」の3つが基本です。

共通鍵暗号と公開鍵暗号

共通鍵暗号:暗号化と復号に同じ鍵。高速。
公開鍵暗号:公開鍵と秘密鍵のペアを使う。

ハッシュ

入力データから一定長の値を計算します。同じ入力なら同じ値になりますが、ハッシュ値から元データへ戻すことは基本的に困難です。

改ざんチェック 元ファイルのハッシュ値 ↓ 受信後のファイルのハッシュ値 ↓ 一致すれば変更されていない可能性が高い

認証

認証要素は「知識」「所持」「生体」などに分けられます。

知識:パスワード・PIN 所持:スマートフォン・ICカード 生体:指紋・顔

異なる種類の要素を組み合わせるのが多要素認証です。

代表的な攻撃

フィッシング:偽サイト等で認証情報を盗む
DoS:大量の要求などでサービスを妨害
SQLインジェクション:不正なSQLを入力させる

CIAの3要素を具体例で確認

機密性は許可された人だけが情報を見られること、完全性は情報が正しく改ざんされていないこと、可用性は必要なときに利用できることです。

アクセス権限で閲覧者を制限する → 機密性
ハッシュ値で改ざんを検知する → 完全性
冗長化やバックアップで停止に備える → 可用性

暗号化・ハッシュ・認証の違い

暗号化は内容を読めない形に変換し、適切な鍵で復号する仕組みです。ハッシュは入力から固定長の値を生成し、改ざん確認などに使います。認証は利用者が本人であることを確認する仕組みです。

よくある間違い

ハッシュ化と暗号化を同じものとして扱わない
暗号化は復号を前提としますが、一般的な暗号学的ハッシュ関数は元データへの復元を目的としたものではありません。

試験でのポイント

攻撃名だけを暗記せず、「何を狙う攻撃か」「どの対策が対応するか」をセットで覚えると選択肢を絞りやすくなります。

情報セキュリティとは?

情報セキュリティでは、情報やシステムをさまざまな脅威から守ります。基本となる考え方が、機密性・完全性・可用性の3要素です。

機密性・完全性・可用性(CIA)とは?

機密性は許可された人だけが情報へアクセスできること、完全性は情報が正確で改ざんされていないこと、可用性は必要なときに情報やシステムを利用できることです。

アクセス権限による閲覧制限 → 機密性
ハッシュ値による改ざん検知 → 完全性
冗長化やバックアップ → 可用性

暗号化とハッシュ化の違い

暗号化は適切な鍵を使って復号することを前提に、内容を読めない形へ変換します。一般的な暗号学的ハッシュ関数は、入力から固定長の値を生成し、元のデータへ復元することを目的としていません。

認証とは?

認証は、利用者が本人であることを確認する仕組みです。パスワードだけでなく、複数の異なる要素を組み合わせる多要素認証などがあります。

セキュリティ問題の覚え方

攻撃名だけを暗記するのではなく、「何を狙う攻撃か」と「どの対策が有効か」をセットで整理すると理解しやすくなります。

理解したら10問練習
用語を覚えるだけでなく、「どの考え方・対策に当てはまるか」を判断してみましょう。